ダンスを習っていると、「伸びる子って何が違うんだろう」と思うことはありませんか。
同じように始めたはずなのに、どんどん前に出ていく子がいたり、先生の目に留まりやすい子がいたりすると、親としてはやっぱり気になりますよね。
もともとのリズム感や身体能力、見せ方の上手さ。
たしかに、そういう“分かりやすい才能”がある子はいると思います。
でも実際には、それだけで決まるわけでもないように感じます。
最初はそこまで目立たなくても、少しずつ伸びていく子もいますし、逆に最初は目立っていても、その後の差は別のところで出てくることもあります。
だからこそ、親としては「才能があるかどうか」だけで見すぎない方がいいのかもしれません。
今回は、子どものダンスで、伸びる子は何が違うのか、親が見たいのは才能だけではないのではないか、ということを書いてみます。
伸びる子=最初から目立つ子、とは限らないと思う
ダンスを始めたばかりの頃は、どうしても分かりやすい子に目がいきますよね。
リズム感がいい子、覚えが早い子、表情が豊かな子、人前でも堂々としている子。
そういう子はやっぱり目立ちやすいですし、「この子は才能があるんだろうな」と感じることもあります。
もちろん、そういう力は大きな武器だと思います。
でも一方で、伸びる子が最初から目立つ子ばかりかというと、そうでもないように感じます。
最初は控えめでも、少しずつ自信をつけて伸びていく子もいます。
最初はそこまで器用ではなくても、続ける中でぐっと変わる子もいます。
だから、「今目立っているかどうか」だけで全部を決めるのは早いのかもしれません。
才能より、続け方や向き合い方で差が出ることもある

ダンスって、才能だけでは続けられない習い事だと思うんです。
もちろん、センスや身体の使い方、リズム感など、生まれ持ったものが目立つ場面はあります。
でも、それ以上にあとから差が出るのは、どう向き合っているか の部分ではないでしょうか。
たとえば、
- コツコツ続けられる
- 家でも少し意識が残っている
- できないことをそのままにしない
- 少しずつでも積み重ねる
こういうことって、派手ではないけれど大きいですよね。
ダンスは一回で急に上手くなるものではなく、積み重ねがすごくものを言う習い事だと思います。
だからこそ、最初から見える才能だけでなく、その子がどう続けていくかも大事なのではないでしょうか。
地味な基礎練習が、あとから大きな差になることもある
ダンスを見ていると、つい振り付けの上手さや見せ方に目がいきます。
でも実際には、ゆくゆく大きな差になるのは、地味な基礎力の部分だったりするように感じます。
筋トレ、ストレッチ、アイソレーション、リズムトレーニング。
どれも華やかではないし、すぐに目立つ成果が出るものでもありません。
でも、こういう基礎を日々少しずつ積み重ねている子は、あとから動きに安定感が出たり、表現の幅が広がったりして、結果的にダンサーとしてのスキルそのものが押し上がっていくことがあると思います。
特に、伸び悩んでいるときほど、つい特別なことを求めたくなりますよね。
でも本当は、そういう時期こそ、基礎に戻ることがすごく大事なのかもしれません。
目立たない練習を続けることは遠回りに見えて、実は一番強い土台になることもあるのだと思います。
素直に吸収できる子は、やっぱり強い
ダンスを見ていて感じるのは、素直に吸収できる子はやっぱり強い、ということです。
注意されたときに、すぐ気持ちが折れてしまうのではなく、「じゃあやってみよう」と思える。
うまくできないことがあっても、受け取って少しずつ直していける。
そういう子は、派手ではなくてもじわじわ伸びていくことが多い気がします。
もちろん、素直さにもいろいろありますよね。
ただ言われたことをそのままやる、という意味だけではなく、教わったことを自分の中に入れていける柔らかさみたいなものです。
ダンスって、自分を出す世界でもあるけれど、同時に人から教わることも多い世界です。
だから、吸収できる子は、そのぶん伸びやすいのだと思います。
楽しいと思えていること自体が、大きな力になることもある

意外と見落としがちですが、私は「楽しいと思えていること」自体がすごく大きいと思っています。
ダンスが好き。
踊ることが楽しい。
レッスンに行きたい。
この気持ちって、シンプルだけどすごく強いですよね。
どんなに才能があっても、本人の中で楽しさがなくなってしまうと、続けること自体が苦しくなることがあります。
逆に、今はまだ目立たなくても、楽しいから続けたい、もっとやりたい、という気持ちがある子は、そこから伸びていくことも多いのではないでしょうか。
ダンスって、続ける中で少しずつ変わっていく部分が大きいからこそ、好きでいられること、前向きでいられることは、それ自体がとても大きな力だと思います。
親が見たいのは、今の上手さだけではないのかもしれない
親としては、やっぱり分かりやすい成長が見たいですよね。
前に出るようになったとか、先生に褒められたとか、発表会で目立っていたとか。
そういうものはうれしいし、つい目が向いてしまうと思います。
でも本当に見たいのは、それだけではないのかもしれません。
今すごく上手いかどうかより、
前より自信がついてきたか。
続ける中で前向きさがあるか。
少しずつでも自分なりに積み重ねているか。
基礎を大事にしながら、自分の土台を作れているか。
そういうところも、実はすごく大事ですよね。
ダンスは、すぐに結果が出る子もいれば、時間をかけて伸びる子もいる世界だと思います。
だからこそ、今の上手さだけで見切らずに、その子の中で育っているものを見ていけたらいいのではないでしょうか。
まとめ
子どものダンスで、伸びる子の違いが気になることはあると思います。
最初から目立つ子や、分かりやすい才能を持っている子がいるのも確かです。
でも、伸びるかどうかは、それだけで決まるわけではないのだと思います。
コツコツ続けること、素直に吸収できること、楽しいと思えていること。
そして、筋トレやストレッチ、アイソレーション、リズムトレーニングのような地味な基礎を積み重ねられること。
そういうものの中で、少しずつ差が出てくることもあります。
親としては、つい今の上手さや目立ち方に目がいきがちです。
でも本当に見たいのは、その子がどんなふうに向き合っているか、どんな土台を作っているか、そしてどんなふうに育っていくか、ということなのかもしれません。



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