ダンスを習っていると、子どもたちの間に独特のチーム感みたいなものを感じることってありませんか。
みんな自然に仲良くしているように見えたり、ノリのいい子たちが前に出ていたり、クラスの空気ができあがっていたり。
そんな中で、うちの子はダンス自体は好きそうなのに、その輪にはあまり入れていないように見える。
なんとなく一歩引いているように見えたり、みんなと楽しそうに絡んでいる感じが少なかったりすると、親の方が気になってしまうことがありますよね。
でも、ダンスが好きかどうかと、チーム感になじめるかどうかは、必ずしも同じではないと思います。
今回は、ダンスのチーム感になじめないように見えるとき、親としてどんなふうに考えたらいいのかを書いてみます。
ダンスが好きなことと、集団の空気に合うことは別かもしれない
ダンスのクラスって、ただ踊るだけではなく、その場の空気みたいなものがありますよね。
みんなでわいわいしていたり、仲のいい子たち同士で自然にまとまっていたり、言葉にしにくいチーム感があることも多いと思います。
でも、その空気になじめるかどうかと、ダンスが好きかどうかは別の話だと思うんです。
踊るのは好き。
レッスンも受けたい。
先生のことも嫌じゃない。
でも、みんなの輪の中に自分から入っていくのは得意じゃない。
そういう子もいますよね。
親としては、どうしても「楽しそうに馴染めているか」が気になりやすいのですが、ダンスそのものを好きでいられるなら、それだけでも十分大事なことなのかもしれません。
みんな仲良く見えるほど、親の方が焦りやすい

クラスの中でみんなが仲良さそうに見えると、親の方が焦ることってあると思います。
あの子たちは楽しそう。
うちの子は少し離れている気がする。
みんなで話しているのに、入れていないように見える。
そういう場面を見ると、「大丈夫かな」と気になってしまいますよね。
しかもダンスって、立ち位置やチーム感まで含めて一つの空気になりやすいので、ただ友だちがいないというより、クラス全体の流れに乗れていないように見える と、親の不安も大きくなりやすいです。
でも、外から見えるものがすべてではないこともあります。
親の目には“うまく入れていない”ように見えても、子ども本人はそこまで苦しく思っていないこともあるし、ただ距離感の取り方が違うだけのこともあります。
子ども本人は、親ほど気にしていないこともある
ここは意外と大事だと思うのですが、親が気にしていることを、子ども本人はそこまで気にしていないこともありますよね。
親は、
「一人に見える」
「話せていない」
「浮いて見える」
と気になる。
でも、子どもはただ普通にレッスンを受けて、踊れて、それで満足していることもあります。
娘もそのタイプでした。寂しくないの?と尋ねると、「何で?全然平気。友だち作りに行ってるわけじゃないし、踊りに行ってるんだもん」と言われました。
もちろん、本当は寂しい気持ちを抱えている場合もあるので、そこは見ていきたいです。
でも、親が想像しているほど、子どもは人間関係を深刻に受け取っていないこともあります。
だからこそ、親の不安だけで話を大きくしすぎないことも大切だと思います。
気になるときほど、子どもがレッスンの日を楽しみにしているか、帰ってきたあとの表情はどうか、何を話しているか。
そういうところを落ち着いて見ていきたいです。
無理に輪に入れようとしすぎない方がいいこともある
親としては、仲良くしてほしいし、できればみんなと楽しそうにしていてほしいと思いますよね。
でも、だからといって無理に輪に入れようとすると、かえって子どもがしんどくなることもあると思います。
「もっと自分から行きなよ」
「みんなと話してみたら?」
そんな言葉がプレッシャーになる子もいます。
もともとの性格もありますし、その場に慣れるまでに時間がかかる子もいます。
最初からぐいぐい入っていける子ばかりではないですし、それができないからダメということでもないと思うんです。
親が焦ってしまうと、その焦りが子どもにも伝わります。
だからこそ、無理に変えようとするより、まずは「今はこういうペースなんだな」と受け止めることも大事なのではないでしょうか。
それでも環境が合っているかは、落ち着いて見ていきたい

ただ、何でも「その子のペースだから」で済ませていいわけではないとも思います。
ずっと強く孤立しているように見えたり、明らかに居心地が悪そうだったり、レッスン前になると表情が曇るようなら、その環境が合っていない可能性もあります。
大切なのは、
無理に馴染ませようとしすぎないことと、
環境が本当に合っているのかは見ていくこと、
その両方だと思います。
ダンスはスタジオによって空気も違いますし、クラスの雰囲気もかなり違います。
だから、もし今の場所で少ししんどそうでも、それがダンス全体に向いていないということではありません。
その子が安心していられる場所なのか。
ダンスを好きでいられる環境なのか。
最後はそこに戻って考えられると、少し整理しやすくなるように思います。
まとめ
ダンスのチーム感になじめないように見えると、親はどうしても焦ってしまいます。
みんな仲良さそうに見えるほど、うちの子は大丈夫かなと気になってしまうものです。
でも、ダンスが好きなことと、集団の空気にすぐなじめることは別なのだと思います。
子ども本人は親ほど気にしていないこともありますし、時間をかけて少しずつ慣れていく子もいます。
だからこそ、無理に輪に入れようとしすぎず、その子のペースを見ながら考えていくことが大切なのではないでしょうか。
そのうえで、環境そのものが合っているかどうかは、落ち着いて見ていけたらいいのだと思います。



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