子どもにそろそろ習い事をさせてみたいな、と思っても、何を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
人気のある習い事は気になるけれど、うちの子に合うのはどんなものなのか、始めることでどんな力につながっていくのかも知りたくなるものです。
初めての習い事は、子どもにとっても親にとっても小さなスタートです。
だからこそ、最初から完璧に決めようとしすぎず、それぞれの習い事の良さを知りながら、合いそうなものを見つけていけたらいいですよね。
この記事では、初めての習い事として人気のあるものと、その中での育ちについて、まとめていきます。
初めての習い事、どうやって選べばいい?
初めての習い事を考えるとき、まず迷いやすいのが「何を基準に選べばいいんだろう?」ということではないでしょうか。
人気があるものを選べばいいのか、子どもが興味を持ったものがいいのか、将来につながりそうなものがいいのか。考え始めると、いろいろ気になってきますよね。大切なのは、その子が少しでも楽しめそうか、無理なく通えそうか、家庭の中でも続けやすそうかということです。習い事は、始めることよりも続けていくことの方が意外と大変です。
だからこそ、人気やイメージだけで決めるより、子どもの性格や興味、生活リズムに合いそうかを見ていくことが大切です。最初は「気になるから体験してみる」くらいの気持ちでも、十分な一歩になると思います。
みんなが選びやすい人気の習い事にはどんなものがある?
人気の習い事といっても、その内容や雰囲気、育ちやすい力はそれぞれ少しずつ違います。
同じ「習い事」でも、体をしっかり動かすものもあれば、表現することを楽しむもの、落ち着いて取り組むもの、学ぶ力の土台につながるものもあります。
だからこそ、何が人気かだけを見るのではなく、それぞれにどんな特徴があるのかを知っておくことが大切です。
ここからは、初めての習い事として気になりやすいものを一つずつ取り上げながら、どんな子に合いやすいのか、どんな良さがあるのかを整理していきます。
水泳

水泳は、初めての習い事として人気の高い習い事です。
水の中で全身を動かすので、楽しく体を動かしながら体力づくりにつながりやすいのが特徴です。水泳のような運動は、子どもの体力や心肺持久力の向上に役立つとされています。
・こんな子におすすめ
水泳は、しっかり体を動かしてほしい子に向いています。体力をつけたい子や、運動の習い事を始めてみたい子にも取り入れやすいです。
また、心肺機能を高めやすい運動でもあるので、喘息が気になるお子さんで、水泳を勧められることもあります。ただし、その場合は無理をせず、必要に応じて医師に相談しながら考えるのが安心です。
・育ちのポイント
水泳では、基礎体力や持久力が育ちやすいです。
また、少しずつできることが増えていくので、自信にもつながりやすい習い事です。
「まずは丈夫な体の土台を作りたい」と考えるご家庭に、選ばれやすい習い事のひとつです。
英語

英語は、初めての習い事として選ばれやすい習い事のひとつです。歌やゲーム、先生とのやりとりを通して、楽しく英語にふれていくことができます。
・こんな子におすすめ
英語は、歌やことばあそびが好きな子や、新しいことにふれるのが好きな子に合いやすいです。
小さいうちから英語に親しんでほしい、まずは苦手意識なく楽しくふれてほしいと考えるご家庭にも選ばれやすいです。
・育ちのポイント
英語では、ことばに親しむ力や、聞く力が育ちやすいです。
また、知らないことにも楽しくふれていく経験につながるのも良いところです。
「まずは楽しく英語に親しんでほしい」と考えるご家庭に、始めやすい習い事のひとつです。
空手

空手は、体を動かしながら、あいさつや礼儀も学びやすい習い事です。パンチやキックと聞くと少し強い印象があるかもしれませんが、実際には基本の動きや姿勢を大切にしながら練習していく教室も多いです。
・こんな子におすすめ
空手は、体をしっかり動かしたい子や、元気がある子に合いやすいです。
また、落ち着きや集中する力を少しずつ身につけてほしいと考えるご家庭にも選ばれやすいです。
礼儀やけじめを大切にしたいときにも、始めやすい習い事のひとつです。
・育ちのポイント
空手では、体力や集中力、あいさつや礼儀が育ちやすいです。また、練習を重ねる中で、我慢する力や気持ちを切り替える力につながることもあります。
「体だけでなく心の面も少しずつ育ってほしい」と考えるご家庭に向いている習い事です。
ピアノ

ピアノは、音楽を楽しみながら、少しずつ「できること」を増やしていく習い事です。
音を聞いたり、指を動かしたりしながら、自分のペースで積み重ねていけるのが魅力です。
・こんな子におすすめ
ピアノは、音楽が好きな子や、落ち着いて何かに取り組む時間が合いやすい子に向いています。
また、体を動かす習い事より、座って集中する習い事を始めてみたいご家庭にも選ばれやすいです。
・育ちのポイント
ピアノでは、集中して取り組む力や、少しずつ積み重ねる力が育ちやすいです。
また、「できた」が分かりやすいので、自信につながりやすいのも良いところです。
音楽に親しみながら、落ち着いて取り組むことができる習い事です。
ダンス

ダンスは、音楽に合わせて楽しく体を動かせる習い事です。
振りを覚えて踊ったり、リズムにのって動いたりしながら、表現することの楽しさにもふれやすいのが魅力です。
・こんな子におすすめ
ダンスは、音楽が好きな子や、体を動かすことが好きな子に合いやすいです。
じっとしているより、楽しく動きながら学ぶ方が合っている子にも始めやすい習い事です。
また、人前に出ることや表現することに少しずつ慣れていってほしいと考えるご家庭にも選ばれやすいです。
・育ちのポイント
ダンスでは、リズム感や表現する力が育ちやすいです。
また、振りを覚えて繰り返し練習する中で、集中する力や続ける力にもつながりやすいです。
楽しく体を動かしながら、自分らしく表現する経験をしてほしいお子さんにおすすめです。
造形教室

造形教室は、絵を描いたり、作ったりしながら、自分の発想を形にしていく習い事です。
正解を覚えるというより、「こんなの作りたい」「こうしてみたい」を大切にしながら取り組めるのが魅力です。
・こんな子におすすめ
造形教室は、絵を描くことやものづくりが好きな子に合いやすいです。
また、自分のペースでじっくり取り組むことが好きな子や、自由に表現できる時間が合う子にも始めやすい習い事です。
体を動かす習い事より、手を使って何かを作る方が好きなお子さんにも向いています。
・育ちのポイント
造形教室では、想像する力や表現する力が育ちやすいです。
また、自分で考えて形にしていく中で、集中する力や工夫する力にもつながりやすいです。
「好きなことをのびのび楽しんでほしい」「自由に発想できる時間を持ってほしい」と考えるご家庭に合いやすい習い事です。
体操教室

体操教室は、跳ぶ、回る、登るなど、いろいろな動きを楽しみながら体を動かす習い事です。
特別な技を身につけることだけでなく、まずは体をしっかり動かすことに慣れていけるのが良さです。
・こんな子におすすめ
体操教室は、体を動かすことが好きな子に合いやすいです。
また、元気はあるけれど、まだ運動の得意不得意がはっきりしていない子にも始めやすい習い事です。
まずはいろいろな動きを経験して、体の使い方に慣れてほしいと考えるご家庭にも向いています。
・育ちのポイント
体操教室では、体のバランス感覚や基礎体力が育ちやすいです。
また、先生の話を聞いて動く中で、集中する力や順番を守る力にもつながりやすいです。
「まずは楽しく体を動かしてほしい」「運動の土台を作ってほしい」と考えるご家庭に始めやすい習い事です。
習字

習字は、字を書きながら、少しずつ丁寧に書く力を身につけていく習い事です。
ただ字が上手になるだけではなく、落ち着いて机に向かう時間を持ちやすいのも良さです。
・こんな子におすすめ
習字は、字を書くことに興味がある子や、落ち着いて何かに取り組む時間が合いやすい子に向いています。
また、字を丁寧に書く習慣をつけたいと考えるご家庭にも選ばれやすいです。
体を動かす習い事より、座って集中する習い事を始めたいときにも取り入れやすいです。
・育ちのポイント
習字では、丁寧に取り組む力や集中する力が育ちやすいです。
また、ゆっくり書くことを重ねる中で、姿勢や字を書くときの意識にもつながりやすいです。
「字をきれいにしたい」だけでなく、落ち着いて取り組む時間を持ってほしいと考えるご家庭にも合いやすい習い事です。
学習塾(家庭用通信教育)

学習塾や家庭用通信教育は、ひらがなや数字、読み書き、考える力など、学ぶことの土台にふれていく習い事です。
机に向かう時間を少しずつ作りながら、学ぶ習慣につなげやすいのが特徴です。
・こんな子におすすめ
学習塾や家庭用通信教育は、文字や数字に興味が出てきた子や、知ることが好きな子におすすめです。
また、学校に入る前に少しずつ学ぶことに慣れてほしいと考えるご家庭にも選ばれやすいです。
通信教育なら、自分のペースで進めやすいのも良さです。
・育ちのポイント
学習塾や家庭用通信教育では、考える力や学ぶ習慣が育ちやすいです。
また、机に向かう時間を重ねる中で、集中する力や最後まで取り組む力にもつながりやすいです。
「勉強を先取りしたい」というより、まずは学ぶことに親しんでほしいと考えるご家庭に選ばれています。
まとめ
初めての習い事を考えるときは、人気があるものや周りがやっているものが気になる一方で、うちの子には何が合うのかと迷うことも多いですよね。
でも、習い事に「これが正解」というひとつの答えがあるわけではなく、その子の性格や興味、家庭のペースによって合うものは少しずつ違ってきます。
体をしっかり動かしたい子に合いやすいものもあれば、音楽や表現を楽しめるもの、落ち着いて机に向かう時間につながるものもあります。
それぞれの習い事に違った良さがあるからこそ、人気だけで決めるのではなく、子どもが楽しめそうか、無理なく続けられそうかを大切にしたいところです。
最初の習い事は、最初から完璧に選ばなくても大丈夫です。
やってみたからこそ分かることもありますし、その経験が次につながることもあります。
親子にとって無理のない形で、「これならやってみたい」「楽しそう」と思えるものを見つけていけたら、それがスタートのきっかけになるのではないでしょうか。


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