子どもにダンスを習わせてみたいと思っても、気になるのが「うちの子に向いているのかな?」ということではないでしょうか。体を動かすのが好きな子の方がいいのかな、人前に出るのが得意じゃないと難しいのかな、と迷うこともありますよね。でも実際は、最初から目立つ子や、すぐに堂々と踊れる子だけがダンスに向いているわけではないと思います。大切なのは、今どれだけ上手にできるかより、その子の中に「好き」や「やってみたい」という気持ちがあるかどうかです。
この記事では、ダンスを習うのに向いている子の特徴を、親目線でわかりやすく整理していきます。
ダンスに向いている子は、最初から目立つ子とは限らない

ダンスに向いている子というと、最初からリズム感があったり、堂々と踊れたりする子を思い浮かべるかもしれません。でも、実際はそういう子だけが向いているわけではないと思います。ダンスは、やってみる中で少しずつ慣れていく部分が大きい習い事です。最初は恥ずかしそうにしていても、音楽に合わせて動くことが楽しくなってきたり、少しずつ振りを覚えられるようになったりする中で、表情が変わっていく子もいます。最初から目立つかどうかよりも、やってみたい気持ちがあるか、少しずつでも楽しめそうか、の方が、実は大切なことも多いです。
ダンスを楽しみやすい子にはどんな特徴がある?

ダンスを楽しみやすい子には、いくつか共通しやすい特徴があります。
たとえば、
• 音楽が流れると体が動きやすい
• まねっこ遊びが好き
• 体を動かすことが好き
• 恥ずかしがりながらも興味はありそう
• 家でも踊ったり動いたりすることがある
こうした様子が見られる子は、ダンスの時間を楽しめることが多いと思います。また、ダンスはリズム感や体の使い方が育ちやすく、いろいろな運動の土台にもなりやすい習い事です。そのため、「運動がすごく得意」というより、まずは楽しく体を動かしてほしいと考えるご家庭にも始めやすい習い事だと思います。
おとなしい子や引っ込み思案な子は向いていない?

ここは、親御さんがとても気になりやすいところだと思います。でも、おとなしい子や引っ込み思案な子だからといって、ダンスに向いていないとは限りません。実際、私の娘ももともとは引っ込み思案で、おとなしいタイプでした。ダンスは好きでしたが、決して最初から目立つタイプでもなく、上手い方でもありませんでした。踊り方にも、その控えめさがそのまま出ていたように思います。
でも、続ける中で少しずつ変化がありました。ある時から、殻を破ったように堂々と表現できるようになり、踊り方も表情も変わっていきました。そしてその変化は、ダンスの時間だけではなく、日常にも表れるようになりました。
たとえば、お店で自分から店員さんに尋ねたり注文したり、困っている人に声をかけたり。以前より、自分の気持ちや考えを出すことに抵抗が少なくなり、今ではクラスの中心でみんなとコミュニケーションを取るような、活発な子に成長しました。私は、この変化の大きなきっかけのひとつがダンスだったと感じています。だからこそ、今おとなしいから、引っ込み思案だから、という理由だけで向いていないと決めなくてもいいのだと思います。
親が見ておきたいのは、今の上手さよりその子の変化
ダンスに向いているかどうかを考えるとき、親としてはつい
「リズム感があるかな」
「ついていけるかな」
「上手にできるかな」と見てしまいがちです。
でも、いちばん大事なのは、やっぱり子ども自身が少しでも楽しそうか、興味を持っているかだと思います。今はまだ上手にできなくても、音楽が好きだったり、踊ることを楽しんでいたりするなら、それは十分大きな入り口です。そしてダンスの良さは、技術だけではなく、その子の表現の仕方や自信の持ち方に変化が出てくることにもあるように感じます。「向いているかどうか」を厳しく見極めるというより、この子は楽しめそうかな、続ける中で変わっていくかもしれないな、という視点で見ていく方が、その子に合うスタートにつながりやすいのではないでしょうか。
まとめ
ダンスに向いている子は、最初から上手な子や目立つ子だけではありません。音楽が好き、体を動かすのが好き、まねするのが好き。そんな小さな入り口があれば、ダンスを楽しめる子はたくさんいます。また、おとなしい子や引っ込み思案な子でも、続ける中で少しずつ表現の仕方や自信が変わっていくことがあります。実際に、私の娘もダンスを通して表現することに抵抗が少なくなり、日常のコミュニケーションまで大きく変わっていきました。だからこそ、最初の印象だけで向き不向きを決めすぎず、その子の「好き」や「楽しそう」を大切に見ていけたらいいのではないでしょうか。



コメント