ダンスを辞めたい…と言われたら。親が少し立ち止まって考えたいこと

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子どもから「ダンス辞めたい」と言われたとき、親としてはかなり戸惑いますよね。

今まで頑張って通ってきたのに、急にどうしたのだろう。

何かあったのかな。

ここで辞めさせてしまっていいのかな。

それとも、もう少し頑張らせた方がいいのかな。

子どもの気持ちを大切にしたいと思う一方で、親としてはいろいろな思いが出てくると思います。

ここまで続けてきたこと。

かけてきた時間やお金。

せっかく少しずつできることが増えてきたこと。

そういうものがあるからこそ、すぐには答えを出せないですよね。

今回は、子どもから「ダンスを辞めたい」と言われたときに、親が少し立ち止まって考えたいことを書いてみます。

「辞めたい」は本気とは限らないこともある

子どもの「辞めたい」は、そのまま本心とは限らないこともあります。

もちろん本当に限界で言っている場合もありますが、その日の出来事や気分で出てくることもありますよね。

たとえば、

    •    先生に注意されて落ち込んだ

    •    うまく踊れなくて嫌になった

    •    友だちとうまくいかなかった

    •    その日ちょっと疲れていた

    •    行く前から気分が乗らなかった

こういうことが重なって、「もう辞めたい」と口にすることもあると思います。

なので、最初のひと言だけで、すぐに全部を決めなくてもいいのだと思います。

まずは、そのときの気持ちなのか、しばらく前から続いているものなのかを見ていきたいです。

年齢が上がると、辞めたくなる理由も変わってくる

小さいうちは、なんとなく気分が乗らないとか、レッスンが難しく感じるとか、そういう理由で「辞めたい」と言うこともありますよね。

でも、ある程度大きくなってくると、辞めたい理由も少しずつ変わってくるように思います。

実際に私が見てきた中でも、

    •    学年が上がって部活との両立が難しくなり、部活を頑張りたいから辞める子

    •    他の習い事にもっと力を入れたくなって、そちらを優先する子

    •    小学校中学年くらいになって、お友だちと遊ぶことが楽しくなり、習い事よりその時間を大切にしたくなる子

こういう理由でダンスを辞めていく子はいました。

これは、ダンスが嫌いになったというより、成長とともに生活の中で大切にしたいものが変わってきた、ということでもあると思うんです。

だから、辞めたい理由がある程度はっきりしているときは、その背景も含めて見てあげたいなと思います。

何がしんどくなっているのかを見ていきたい

「辞めたい」と言うとき、子ども本人も理由をうまく説明できないことがありますよね。

だからこそ、親の方が少し落ち着いて、何がしんどくなっているのかを見ていくことが大切なのだと思います。

しんどさの中身は、いろいろあると思います。

    •    ダンスそのものが難しくなってきた

    •    クラスの空気になじめない

    •    先生との相性がしんどい

    •    周りの子と比べて自信をなくしている

    •    発表会やイベントが負担になっている

    •    他にもっと大切にしたいものができた

    •    ただ純粋に、今は遊ぶ時間の方が魅力的になっている

もしダンス自体が嫌いになったわけではないなら、問題は「ダンス」そのものではなく、今の環境や負担のかかり方にあるのかもしれません。

そう考えると、「辞めるか続けるか」だけではなく、

何が苦しくなっているのか

を見ることの方が先なのではないでしょうか

 すぐ辞める・無理に続けるの二択にしなくてもいい

親としては、どうしても

「辞めさせるか、続けさせるか」

の二択で考えてしまいがちですよね。

でも実際には、その間にもいろいろな選択肢があると思います。

たとえば、

    •    少し休んでみる

    •    クラスを変えてみる

    •    回数を減らしてみる

    •    発表会やイベントだけ少し距離を置く

    •    別のスタジオを考えてみる

    •    今は一度やめて、またやりたくなったら戻る

こういう考え方もあっていいはずです。

特に子どもが成長してくると、ダンスだけがすべてではなくなってきます。

部活、他の習い事、お友だちとの時間。

その中で何を大事にしたいかが変わるのも自然なことです。

だから、今やめるという選択が、必ずしも「逃げ」や「失敗」になるわけではないと思います。

辞めたからといって、今までが無駄になるわけではない

ここは、個人的にとても大事だと思っていることです。

たとえダンスを辞めたとしても、それまでやってきたことが無駄になるとは私は思いません。

ダンスで培った身体能力やリズム感は、その後の部活や他の運動にも、きっと土台として生きていくはずです。

それだけではなく、人前で堂々と表現する力や、まわりと合わせる力、コミュニケーションの感覚も、少しずつ身についていることと思います。

だから、ダンスを続けなかったから失敗、とは全然思いません。

むしろ、そこで身につけたものを活かして次のステージに行けるのなら、その習い事は十分意味のある時間だったのではないでしょうか。

私は、習い事って「一生続けること」だけが成功ではないと思っています。

その時期にその子に必要な経験になって、次に活かせるなら、それもひとつの大成功ですよね。

最後は、その子が次のステージへ進める形かどうか

ダンスを続けることが正解、辞めることが失敗、というわけではないと思います。

大切なのは、その子にとって無理のない形かどうか、そして次に前向きに進める形かどうかではないでしょうか。

今のまま続けると、ダンスそのものまで嫌いになってしまいそう。

でも、少し距離を置いたり、別のことに進んだりすることで、その子らしくまた伸びていけるかもしれない。

そういうこともあると思います。

親としては、つい「ここで辞めていいのかな」と考えてしまいますよね。

でも本当は、

この先、その子が気持ちよく進んでいけるか

を見ることの方が大事なのかもしれません。

すぐに答えが出なくても大丈夫です。

「辞めたい」と言われたときこそ、少し立ち止まって、その子にとって何がいちばん良い形なのかを考える時間にできたらいいのではないでしょうか。

まとめ

子どもから「ダンスを辞めたい」と言われると、親はとても迷います。

でも、そのひと言だけで、すぐに全部を決めなくてもいいのだと思います。

まずは、それが一時的な気持ちなのか、ずっと続いているしんどさなのか。

そして、何が苦しくなっているのかを見ていくことが大切なのではないでしょうか。

学年が上がるにつれて、部活や他の習い事、お友だちとの時間など、子どもが大切にしたいものは変わっていきます。

だから、辞めるという選択も、その子の成長のひとつとして受け止めていいのだと思います。

そして何より、辞めたからといって、その習い事が無駄になるわけではありません。

ダンスで身につけた身体能力や表現力、コミュニケーションの力は、きっと次にもつながっていくはずです。

そうやって次のステージに進めるのなら、その習い事は十分意味のある時間だったのではないでしょうか。

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